2014年12月5日金曜日

2014LS租税法2第12回(12月5日)

今日はケースブック93ページから122ページまでを読みました。最高裁の条文解釈の態度について考えさせられました。

租税法講義2014第23回レジュメ(12月5日)


(5)損金算入を制限する別段の定め
寄附金,交際費,役員給与・・・
→ある支出に「費用性がない」と言われる場合について,二つのニュアンスがある。第一に,収益を得るのに役に立っていない支出である場合。第二に,「利益処分」として性質決定されるべきであるという場合。
→費用性はあるが,政策的に損金算入が制限される場合もある。

4 欠損金の繰越控除・繰戻還付
第3節 出資者との関係:資本等取引
1 資本等取引の意義
2 狭義の資本等取引
3 利益の分配等
(以上についてはごく簡単に触れたのみ)


教科書第6章 消費税(神山弘行執筆)
※参考文献:金子宏『租税法』
第1節 消費課税の特徴と分類
1 様々な消費課税
(1)直接消費税と間接消費税
→直接税・間接税の定義を復習しておくこと。
(2) 個別消費税と一般消費税
(3)単段階消費税と多段階消費税
2 付加価値税の基本構造
(1)取引高税と付加価値税の比較
→授業では,製造者売上税,小売売上税,取引高税を簡単に紹介しました。説明がやや雑でしたので(申し訳ありません),次回,改めて紹介します。