2014年4月17日木曜日

租税法講義2014第2回レジュメ


『租税法概説』第1章・第2章を解説。以下、ポイントを示す。
1章→前回説明したところと重なる。この授業も,租税政策の側面を強調。
2
1節 租税法の定立過程
1 序説(租税制度の歴史的背景)
1)現代国家と租税制度
租税の役割は何か?
租税の定義→後述
なぜ租税法律主義が言われるのか?
2)日本の租税制度の発達
「地租改正」→選挙権との関係で誰が納税義務者であるかは重要だった。
大日本帝国憲法における租税関係の規定
明治201887)年の所得税創設
主要税目の変遷→地租と酒税の変化は?
昭和151940)年税制改正の重要性
戦後すぐの制度転換
シャウプ勧告とそれに基づく税制
その後の展開→消費税の導入など
3)現状
財政赤字
2 租税立法の原則
1)憲法上の原則
租税法律主義の内容は?
課税要件法定主義の背後にある考え方は?
課税要件明確主義の背後にある考え方は?
手続保障→最近,充実が図られている。
租税公平主義の憲法上の根拠は?
租税公平主義の内容は?
租税立法に対する憲法141項との関係での審査はどのように行われるか?
執行段階での平等取扱いとは?
「合法性の原則」とは何か?
「自主財政主義」とは何か?また,憲法のどの規定から導かれるのか?