2014年11月20日木曜日

租税法講義2014第21回レジュメ(11月21日)

第2節 法人の所得計算
1 収益費用アプローチ
収益及び費用の認識は,どのようなタイミングで行われるのか?現金主義とはどう違うのか?
(→2(2))

2 益金の額の計算
(1)収益の範囲
(a) 収益の意義
原因となる取引が違法ないし不法なものであってもよいのか?
自己株式を処分して出た利益?→企業会計上「収益」ではあるが,「資本等取引」だから法人税法上は益金に算入されない。
(b) 無償取引
かなり難しいので・・・簡単に扱います
(c) 別段の定め

(2)収益の帰属事業年度
重要。しっかり理解すること。
※最判平成5・11・25(大竹貿易事件:百選66)を配布して検討しました。

(3)別段の定め